転職は人生において大きな転機となることです。その大きな転機を迎えるきっかけとはなんなのか。
転職エージェントのホームぺージに掲載されているアンケートを見たところ、３０代以上は似通った傾向にあるように感じました。
今回はこのホームページで公開されているアンケート結果について印象に残ったことについて述べてみたいと思います。

これはやはり転職を考える最大の理由なのではないでしょうか。アンケート結果を見てもずば抜けた回答数でした。
賞与が支給されないことや入社時に提示された内容と大きく違うなど、実際に知り合いから話を聞いてみてもよくあることのように感じました。
20代は30代以上ほど給与面の不満を理由とする人の割合は多くありませんが、長く務めるうちに不満を感じるようになってくるのでしょうか。
働く最大の理由はやはりお給料という人がほとんどかと思うので、当然の結果と言えば当然の結果なのかもしれませんね。

給与面への不満と同じ傾向がありました。
30代以上と比べて20代の回答数は少ない。という結果は、やはり会社の仕組みや体制はある程度の年数務めることで見えてくる。ということなのでしょうか。
あるいは20代のうちは会社の将来がどうかなんて、考える余裕もないのかもしれませんね。

これを理由とする年代の傾向は他の理由と比べても独特で、20代が最も割合が多く、その次が50代となっています。
しかしその理由としてはやはり20代と50代とでは違うように感じました。
20代は「自分がやりたいこと」を求めて、自分が働きたい業界へ再挑戦。という印象が強く残りました。やりたいことをやるなら、若いうちに・・・私もよく言われる言葉です。
対して50代は、「自分の経験や能力をより活かせる職場を求めて」転職をする人が多いように感じました。社会人最後の仕事。として考える人もいるようです。
脱サラしてお店を開く。なんて人もここに含まれるのかな。と思うと、とても前向きな理由のように感じました。

転職のきっかけを大きく二つに分けるなら、「今の職場への不満」か、「次の職場への希望」と言えるのではないでしょうか。
自分にとってより良い環境を求めていくことは人生をより良くすることと言っても過言ではないでしょう。
自分の希望にマッチした職場への転職は簡単なことではありませんが、人手不足が叫ばれる昨今だからこそ、積極的に挑戦してみてもいいのかもしれませんね。