転職を始めようとすると、まずは自分の強みや経歴、向いている職業など、自己分析からはじまりますね。どうしても自分のことばかり分析してしまい、転職先を分析することを怠ってしまいがちになります。

ブラック企業を転々とする人ほど自己分析しかしていない

自己分析、自己啓発、ワークショップなど、自分のこと見つめ直すことばかりしていませんか。
じつはブラック企業を渡り歩いている人ほど、己のことばかり調査していて、転職先企業のことはさらっとネットで調べることしかしていません。

ブラック企業を渡り歩いているのは自分が悪いせいだ、と思い込んでいます。しかし、努力の方向性が違います。
まずは自分に合った企業が選べるように、見極める目を鍛えることがいいでしょう。

企業は真の姿は隠す

当り前ですが、「うちはブラックだよ」という企業は滅多にいません。たまに聞きますがとてもマイノリティといえます。
ほとんどの企業はブラックなところを滲み出さないようにしています。もしくは、人事担当者が現場を知らないという可能性もあります。

では、どのように調べたらいいのでしょう。
いろんな企業に面接する。そうすることで、どんどん目が肥えてきます。なんとなく直感で「ここの企業とは合わないかも」とわかるようになってきます。

面接官も、上っ面だけの情報だけで雇用しても、すぐに辞められると思っていることもあります。

ネットの情報はあくまで参考程度に

最近は、企業を退職した人が、その企業をなぜ退職したのかということを書き込めるサイトがあります。そのサイトを見ると、その会社で起こっている問題点が見えてきます。ただ、その書き込みを鵜呑みにしてはいけません。あまりにも私怨を撒き散らしていることもあります。
どんな会社でも、完全なホワイトという会社はありません。どこでも何かしらの問題は抱えています。
それでも、これぐらいの問題点ならば気にしないという見方や、その書き込みを反面教師にすることも必要となってきます。

相手企業を分析する能力を極めて、ブラック企業を避けることはもちろんですが、自分に合った職場選びができるようになるといいですね。